言葉の暴力

ドラのすけ

岡山県出身の30代サラリーマンで現在は神奈川県在住。
サッカーとサーフィンと自然をこよなく愛し、経済的、時間的自由を達成し『好きな場所へ行き、好きな人に会う』事を目標に掲げ、ブログをはじめ様々な事にゼロから挑戦を初めました!

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こんにちは!

今日は少し深いテーマを書いていきたいと思います。

『言葉の暴力』と『身体の暴力』のついてです。

どちらも暴力と名が付き、決して許されない事は皆様周知の事実かと思いますが、

現実問題として育児の際や教育現場、部活動、はたまた会社内などでも行われているのが現状です。

身体の暴力については以前のブログにも書きましたが、命の危険がある時以外はどんな理由があっても許されない行為だと私は思います。

そして今回触れていきたいのが『言葉の暴力』についてです。

この言葉の暴力ですが、なぜ暴力と呼ばれるのか?

身体に与える物理的な暴力と同じように、心が傷つくからだよ!

と大抵の人は言われてきたのではないでしょうか?

正にその通りなのですが、もう少し専門的なお話をすると、

身体の暴力を受けたときに与えられる脳への反応(ダメージ)と言葉の暴力を受けた時に受ける脳への反応(ダメージ)はほぼ同じだという事です。

しかしここで更に良くない事があり、親などから暴言を受けて育った子供は、大脳皮質の側頭葉にある「聴覚野」の一部の容積が増加する事が研究結果から明らかになりました。

中でも左脳の聴覚野の一部の容積が14%近くも増加している事が分かったのです。

聴覚野は他人の言葉を理解したり会話するなど、コミュニケーションの鍵となる言語中枢がある場所でもあります。

幼少期にこういった神経経路の過剰発達が生じると、不必要に全体的な興奮を引き起こし、やがて脳代謝に負荷がかかるようになります。

その結果、エネルギーの消耗が激しくなり、むしろ神経伝達の効率が低下するリスクが生じてきます。

もっと細かい部分はありますが、

その結果どうなるか、、、

幼少期に行われるはずの脳内の神経回路の構築と整理が正常に行われず、知能や理解力の発達にも悪影響が生じる事も報告されています。

様々な研究結果から少しずつ脳の構造が明らかになってきていますが、まだまだ脳への影響は計り知れません。

躾の考え方や線引きは各々異なる為難しい所ですが、こういったエビデンスを頭の片隅に入れておく事は大事なのかなと思います。

人に何かを伝える立場にある人は言動に責任を持たなければならないなと強く感じました。

脳はまだまだ謎だらけでおもしろい。

私自身も、自分が発する言葉の与える影響について考えさせられました。

ではまた👋

 

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