こんにちは!
今日はボトムアップ理論について書いていきます!
まず初めに、組織運営の構造で責任者のトップが意思決定を行い、そこから現場へと指示が下っていく構造を『トップダウン型』と言い、
現場の人間の意見や提案を経営人が吸い上げ意思決定していくことを『ボトムアップ型』と言います。
ここ最近はボトムアップ経営を取り入れる会社やスポーツチームが多くなってきた印象です。
ボトムアップ理論のメリットは、
『現場のリアルな状況が反映されやすくなる』
『現場のメンバーが意見しやすくなる』
『現場のメンバーの成長につながる』
などと言った所でしょうか。
またデメリットとしては、
『意思決定から実行までのスピードが落ちてしまう』
『現場のメンバーの能力に左右されてしまう』
『大きく舵を切りにくくなる』
と言った所です。
日本企業やスポーツチームの多くはトップダウンの経営をしているところが多く、現場の意見が中々反映されづらいのが現状です。
しかしながら、トップダウンによるメリットも多くあり、その中の一つで『意思決定から実行までが早い』という事から、戦後の日本企業の多くは強烈なリーダーを筆頭に急成長してきたと言っても過言ではありません。
しかし今の日本の状況を見ていると、成長しきった経済から徐々に下降線を辿り、トップダウンでの経営が見直されつつあります。
スポーツ界でもそのような傾向が見られ、一人の人間として選手の主体性や価値観に重視する指導方針をとり、社会に出たときに自ら主体的に行動できる人材を育てたいとの思いが強まっていると感じます。
私の考えは、主体性に趣をおくボトムアップ型が今後の主流になってくると考えていますし、日本の子供教育に必要だと感じています。
ですがトップダウンの方法も必要性を感じており、それぞれのメリットとデメリットを上手く組み合わせて、その組織に応じた方法を取る柔軟性が最も必要な要素かなと思います。
どちらが良い悪いではなく、その時代や組織の構造によって使い分けられれば最強ですね!
そこを見極める経営者って大変です。笑
では今日はこの辺で👋
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